大渕玄弘賛 慶安4年(1651)
絹本着色 1幅 107.5×51.5



細川家の二代、忠興(1563〜1645)は、幽斎の長男として京都に生まれ、15歳の初陣以来、信長、秀吉のもとで軍功を重ねた、智謀勇略の良将であった。
また、千利休が秀吉の勘気に触れて堺に蟄居を命じられた際、淀の川辺で、忠興と古田織部だけが見送ったことはよく知られている。
元和6年(1620)に出家した後は、三斎宗立と号し、利休の奥義を尽くした「茶人」として利休七哲の一人に挙げられた。
この肖像画は、三斎の七回忌に、侍女として長く仕えた立法院が作らせたもので、賛者は寄進先の立田泰勝寺の開山僧、大渕玄弘である。

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