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当館概要


平成23年度の展覧会

■過去の展覧会一覧


春季展示 「禅僧の書画」 会期:3月19日(土)〜5月22日(日)
終了いたしました

禅僧たちの書画には深い教養とともに厳しい修行を通じて涵養された気の充溢があり、また専門の書画家にない奇抜さや親しみやすさも見られます。それは、仏の教えや人々にとってのよりよい生き方を絵を通して、積極的に人々に語りかけようとする禅僧たちの姿勢から生まれたものでした。伝えようとする禅僧の気迫がみなぎった力強さや、仏の教えや法理の偉大さを表わす大きさ、仏の姿を表わす崇高さ、おごそかさ、親しく語りかけるなかで発露された禅僧のユーモア溢れる人柄、そしておかしみ、親しみやすさが頂点に達して転化したかのようなかわいらしさ――禅僧たちの書や画の働きにおいて、主題の意味だけでなく、造形上の表現から、直截、観る者が感じ取る部分も大きかったのではないかと思われます。このような観点から、「力強さ」や「おごそかさ」「ユーモア」「かわいらしさ」をキーワードとして、造形に注目して禅僧たちの書画をご紹介します。







 

七仏通戒偈 一休宗純筆









●主な展示作品
寒山図 絶p宗卓賛 鎌倉時代(14世紀)   1幅 後期
七仏通戒偈 一休宗純筆 室町時代(15世紀)   1幅 前期
横川景三詩 横川景三筆 室町時代(15世紀)   1幅 後期
時雨画賛 沢庵宗彭筆 江戸時代(17世紀)   1幅 後期
達磨図 霊源慧桃筆 江戸時代(18世紀)   1幅 後期
鍾馗水鏡 白隠慧鶴筆 江戸時代(18世紀)   1幅 前期
中字 白隠慧鶴筆 江戸時代(18世紀)   1幅 前期
大應国師像 白隠慧鶴筆 江戸時代(18世紀)   1幅 後期
蓮池観音図 白隠慧鶴筆 江戸時代(18世紀)   1幅 後期
維摩図 遂翁元盧筆 江戸時代(18世紀)   1幅 前期
一円相 東嶺円慈筆 江戸時代(18世紀)   1幅 前期
鰯頭 誠拙周樗筆 江戸時代(18〜19世紀) 1幅 前期
一円相 誠拙周樗筆 江戸時代(18〜19世紀) 1幅 前期
西都旧跡都府楼之景 仙p義梵筆 江戸時代(19世紀)   1幅 通期
達磨図 仙p義梵筆 江戸時代(19世紀)   1幅 前期
斬猫図 仙p義梵筆 江戸時代(19世紀)   1幅 前期
竹林七賢人 仙p義梵筆 江戸時代(19世紀)   1幅 前期


●春季展示 「禅僧の書画」
入館料 一 般:600円
大高生:400円
小中生:100円
団体(10名以上):500円
※友の会会員、障害者手帳提示の方および
その介護者(1名)は無料

※この展覧会の会期中に限り何回でも入館できるパスポート
大人1000円
大学・高校生500円
開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
(祝日の場合は開館、翌日休館)
※ただし、5月2日開館、5月6日休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分




夏季展示 「細川家の本棚から 〜中国古典籍の世界〜」 会期:5月28日(土)〜7月31日(日)
終了いたしました

細川家の伝来品を所蔵・展示する永青文庫は漢籍28,000冊を所蔵し、そのほとんどが慶應義塾大学附属研究所の斯道文庫に寄託されています。細川家初代幽斎(1534〜1610)は、代々学者であった清原家の血を引き、八代重賢(1721〜1785)は熊本に藩校時習館を設けました。時習館初代教授秋山玉山(1702〜1763)は江戸の昌平坂学問所(現・湯島聖堂)で儒学を修め、以後肥後の漢学は興隆を極め、近代の木下犀譚(1805〜1867)、竹添井井(1842〜1917)、狩野直喜(1868〜1947)、古城貞吉(1866〜1949)らに受け継がれました。古城貞吉のよき理解者であった十六代細川護立(1883〜1970)は中国文化に魅せられ、美術品を蒐集し、中国書を読み、敦煌にあこがれました。

今回の展示では慶應義塾大学斯道文庫教授の高橋智先生監修のもと、敦煌の石窟から20世紀に発見された「敦煌本文選注」や皇帝御覧用の目録「石渠宝笈三編」、墨の図柄本「方氏墨譜」、藩校で教科書として使われた書籍など、細川護立のあこがれと肥後漢学の伝統を伝える選りすぐりの中国古典籍約30点をご紹介します。併せて、悠久の中国の漢字文化を堪能していただくため、河緑石の硯や螺鈿の硯屏、清時代の筆なども同時に展示します。





御製避暑山荘詩

 

金瓶梅
     


石渠宝級三編
 

敦煌本文選注





●主な展示作品
敦煌本文選注 唐時代(7〜8世紀) 紙本墨書・巻子装 1巻
石渠宝笈三編 清時代(18〜19世紀) 紙本墨書・冊子装 28冊
金瓶梅 笑笑生著 清時代(18〜19世紀) 刊本 1冊・附図1冊
方氏墨譜 方于魯著 明万暦17年(1589) 刊本 6巻8冊
三希堂石渠宝笈法帖 清・乾隆12年(1747) 拓本 32冊
御製避暑山荘詩

清・康煕51年(1712) 刊本 2冊

我法集 紀暁嵐著 清・嘉慶1年(1796) 刊本 2巻2冊
十三経注疏 明時代(16世紀) 刊本 120冊
支那文学史(自筆原稿) 古城貞吉 明治29年(1896) 紙本墨書
蘇門六君子文粋 明崇禎年間(1628〜1644) 刊本 10冊
文選 明・弘治1年(1488) 32冊
皇明文海 清・康煕32年(1693) 刊本 170冊
論語 天文2年(1533) 刊本 2冊


●夏季展示 「細川家の本棚から 〜中国古典籍の世界〜」
入館料 一 般:600円
大高生:400円
小中生:100円
団体(10名以上):500円
※友の会会員、障害者手帳提示の方および
その介護者(1名)は無料

※この展覧会の会期中に限り何回でも入館できるパスポート
大人1000円
大学・高校生500円
開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
(祝日の場合は開館、翌日休館)
※ただし、7月18日開館、5月19日休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分







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