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展覧会情報

■2023年度 展覧会スケジュール

初夏展「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」
2023年5月20日(土)~7月17日(月・祝)

夏季展「細川護立の愛した画家たち ―ポール・セザンヌ 梅原龍三郎 安井曾太郎―」
2023年7月29日(土)~9月24日(日)

秋季展「秘蔵!重要文化財「長谷雄草紙」全巻公開 ―永青文庫の絵巻コレクション―」
2023年10月7日(土)~12月3日(日)

早春展「中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―」
2024年1月13日(土)~4月14日(日)



■2024年度 展覧会スケジュール

初夏展「殿さまのスケッチブック」
2024年4月27日(土)~6月23日(日)

夏季展「Come on!九曜紋(仮)」
2024年7月27日(土)~9月23日(月・振休)

秋季展 熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念
「織田信長文書の世界(仮)」
2024年10月5日(土)~12月1日(日)

早春展「永青文庫の日本陶磁コレクション(仮)」
2025年1月11日(土)~4月13日(日)


※展覧会の内容・会期は変更となる場合がございます。
※混雑時はお待ちいただく場合がございます。



■過去の展覧会


■初夏展 「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」

会期:2023年5月20日(土)
      ~7月17日(月・祝)

終了いたしました

千利休から細川三斎へ、細川家に受け継がれる茶の美とこころ

わび茶の大成者・千利休(1522~1591)は多くの武将と交流し、茶の湯を指南しました。細川家とも関わりが深く、初代藤孝(ふじたか)(幽斎〈ゆうさい〉、1534~1610)より親交を結び、「利休七哲」の一人に数えられる2 代忠興(ただおき)(三斎〈さんさい〉、1563~1645)は、高弟として利休のわび茶を継承しました。以降、細川家では茶の湯が嗜まれ、永青文庫には大名家伝来の様々な茶道具が所蔵されています。

本展では、千利休が所持していた「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」や「瓢花入 銘 顔回」をはじめ、利休と細川三斎ゆかりの名品を中心に、細川家に伝わる茶道具の数々を展覧。近現代の細川家四代(16代護立〈もりたつ〉、17代護貞〈もりさだ〉、当代護熙〈もりひろ〉、護光〈もりみつ〉)が手掛けた茶碗なども紹介し、代々継承されてきた茶の美意識に迫ります。

さらに、2021年に発見された、武将茶人・古田織部(ふるたおりべ)(1544~1615)から細川三斎に宛てた貴重な手紙を初公開するほか、今年は細川家にゆかりの深い沢庵宗彭(たくあんそうほう)(1573~1645)の生誕450年にあたることから、沢庵の墨蹟を特別に展示します。



■主な展示作品



 
 


「細川三斎(忠興)像」
寛文10年(1670)
永青文庫蔵

【展示期間】5月20日(土)~6月18日(日)

 


「竹二重切花入」
細川三斎作 桃山~江戸時代(16~17世紀)
永青文庫蔵


 
 


重要美術品「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」
南宋~元時代(13~14世紀)
永青文庫蔵

 


「瓢花入 銘 顔回」
千利休作 桃山時代(16世紀)
永青文庫蔵





 
 


「呼継茶碗」
桃山~江戸時代(16~17世紀)
永青文庫蔵

 


「黄天目 珠光天目」
元~明時代(14~15世紀)
永青文庫蔵





「放下着」
沢庵宗彭筆 江戸時代(17世紀)
永青文庫蔵


 
 


「志野茶盌 忘れ雪」
細川護熙作 平成20年(2008年)
個人蔵

 


「古田織部書状」
細川忠興(三斎)宛 桃山時代(16世紀)
永青文庫蔵




 




●初夏展 細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―
主  催 永青文庫
特別協力 ホテル椿山荘東京
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし7/17 は開館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はTwitterにてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※館内ではマスクの着用を推奨いたします。当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。




■「細川家の茶道具」展×ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
 『茶室「残月」特別観覧付き昼食会』<1日限定開催>





【日時】
2023年6月12日(月)10:30~14:00(予定)

10:30~11:30 
・永青文庫「細川家の茶道具」展を貸切で見学 [学芸員の解説あり ※15分程度]

11:45~14:00(予定) 
・ホテル椿山荘東京 国指定有形文化財茶室「残月」(利休創案茶室写し)にて、茶室見学と当イベント限定・永青文庫理事長 細川護熙の作品を特別観覧[永青文庫館長 小松大秀の解説あり]
・料亭「錦水」でお食事

※永青文庫からホテル椿山荘東京へは徒歩でご移動いただきます(約10分)
※残月の見学と解説はご予約順に2グループに分けてご案内いたします

【料金】
一般:14,500円 THE FUJITA MEMBERS 会員:13,500円
※Web予約限定 ※永青文庫観覧料・お食事(松花堂弁当)・税金・サービス料込

【定員】
30名様

【お問合せ】
ホテル椿山荘東京 TEL 03-3943-5489(予約センター)






■夏季展 「細川護立の愛した画家たち
 ―ポール・セザンヌ 梅原龍三郎 安井曾太郎―」

会期:2023年7月29日(土)
       ~9月24日(日)

終了いたしました

およそ100年前に細川護立がパリで自ら求め、永青文庫に唯一残るセザンヌを展示します。

永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(1883~1970)は、白隠(はくいん)・仙厓(せんがい)などの禅画、刀剣、近代絵画、東洋美術などを幅広く蒐集し、「美術の殿様」とも呼ばれました。本展で久しぶりに公開するポール・セザンヌ(1839~1906)の水彩画「登り道」は、文芸雑誌『白樺(しらかば)』に掲載されたのち、大正15年(1926)にヨーロッパ滞在中の護立がパリで自ら購入した思い出の作品です。1874年の第1回印象派展以前に描かれたセザンヌの初期作であり、日本にもたらされた最初期のセザンヌと考えられています。この「登り道」について、護立は後に「私がもっとも大切にしているもの」と語っています。

また護立は、学習院の同級生であった武者小路実篤(むしゃこうじさねあつ)(1885~1976)らとの交友から『白樺』の活動を支援するほか、梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう)(1888~1986)や安井曾太郎(やすいそうたろう)(1888~1955)など同時代の芸術家とも親交を結びました。永青文庫に残る書簡や逸話からは、彼らの親密な交友が見て取れます。本展では、そうした芸術家との交流によって細川家に集った洋画を中心に、永青文庫の近代絵画コレクションの一面をご紹介します。

 



■主な展示作品




細川護立と妻・博子(かねこ)






ポール・セザンヌ「登り道」 1867年






安井曾太郎「承徳の喇嘛廟」 昭和12年(1937)





 
 


安井曾太郎「座像デッサン」 昭和4年(1929)頃

 


安井曾太郎「清晏舫」





 
 


藤島武二「婦人像」

 


小林古径「北京写生」 昭和16年(1941)



※作品は永青文庫蔵

 




●夏季展 細川護立の愛した画家たち ―ポール・セザンヌ 梅原龍三郎 安井曾太郎―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし9/18 は開館し、9/19 は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はTwitterにてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※館内ではマスクの着用を推奨いたします。当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。



■記念講演会 細川護立の「表」と「奥」
講 師

林田龍太氏(熊本県立美術館 学芸普及課長)

日 時

2023年8月5日(土)13:30~15:00

会 場 和敬塾本館 旧細川侯爵邸1階ホール
(東京都文京区目白台1-21-2)
定 員 30人(抽選)
参加費 1000円(年間パスポート会員、大学・高校生500円)
※税込。当日現金でお支払いください。
申込方法 下記内容をご記入の上、メールまたは往復はがきにてお申込み下さい。

メール送信先:kouen2308@eiseibunko.com
往復はがき宛先:〒112-0015東京都文京区目白台1-1-1

メール件名・往復はがき宛名:永青文庫 8月5日講演会係
記入内容:①氏名(ふりがな)、②住所、③当日連絡の取れる電話番号、④次のABCいずれか(A)年間パスポート会員、(B)一般、(C)大学・高校生、⑤往復はがきの返信面にも住所・氏名を記入してください。 
申込締切:7月11日(火)必着

※1回で複数名お申込いただけます。
※抽選の結果など、詳細は7月12日(水)以降にお知らせいたします。
※メールの不着やドメインをブロックされた場合など、ご連絡に不備がある場合、参加の権利を無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。



■ギャラリートーク
展覧会の見どころを担当学芸員が解説します。

日 時

2023年8月13日、8月27日、9月3日、9月10日(すべて日曜日)
14:00~14:20

会 場 永青文庫 4階展示室
定 員 20名(先着順)※申込不要、参加無料(要入館料)

※イベントは状況により、変更・中止となる場合がございます。




■秋季展 「秘蔵!重要文化財「長谷雄草紙」全巻公開
       ―永青文庫の絵巻コレクション―」

会期:2023年10月7日(土)
       ~12月3日(日)

終了いたしました


「長谷雄草紙(はせおぞうし)」(鎌倉~南北朝時代、13~14世紀)は平安時代の漢学者・紀長谷雄(きのはせお)にまつわる怪異な説話を題材にした絵巻です。江戸時代に徳川将軍家の宝物として秘蔵されていた一巻で、幕末維新期の混乱により長らく所在不明でしたが、昭和に入り、永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(1883~1970)の所蔵となりました。

この絵巻に描かれているのは、長谷雄と朱雀門の鬼との双六争い。見事勝利した長谷雄は美女を得ますが、鬼との約束を破って100日を待たずに美女に触れると、たちまち水となって流れ消えてしまうというストーリーです。双六の賽(さい)を振る音が線で表されるなど、今日のアニメや漫画に通じる表現も見受けられます。物語はわずか5段と短く、内容も明快で、室町時代以降の短編小説「お伽草子(おとぎぞうし)」の源流を示す貴重な作例とされています。

他にも永青文庫には、かつて熊本藩士の大矢野家に伝来した国宝「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)の模本など様々な絵巻が伝わっています。本展では、これまであまり公開の機会がなかった絵巻コレクションを通して、横長の画面に繰り広げられる物語の世界をたっぷりとご紹介します。

 



■主な展示作品




重要文化財「長谷雄草紙」(部分) 鎌倉~南北朝時代(13~14世紀)
永青文庫蔵




重要文化財「長谷雄草紙」(部分) 鎌倉~南北朝時代(13~14世紀)
永青文庫蔵






「蒙古襲来絵詞(模本)」(部分) 文政4年(1821)
永青文庫蔵(熊本大学附属図書館寄託)




「蒙古襲来絵詞(白描本)」(部分) 寛政9年(1797)頃 
永青文庫蔵(熊本大学附属図書館寄託)






「秋夜長物語絵巻」(部分) 室町時代(16世紀)
永青文庫蔵






「申陽洞記絵巻」(部分) 江戸時代(17世紀)
永青文庫蔵






『絵入太平記』 江戸時代(17世紀)
永青文庫蔵(熊本大学附属図書館寄託)




   




●秋季展 秘蔵!重要文化財「長谷雄草紙」全巻公開
            ―永青文庫の絵巻コレクション―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし10/9 は開館し、10/10 は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はTwitterにてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。



■記念講演会 「絵巻入門―長谷雄草紙をたのしく鑑賞!」
 定員に達したため、受付を終了いたしました。
講 師

上野 友愛 氏(サントリー美術館 主任学芸員)

日 時

2023年11月25日(土)13:30~15:00

会 場 日本女子大学 新泉山館2階 201・202教室
(東京都文京区目白台1-19-10)
アクセスはこちら
定 員 60人(先着順。事前申込制。定員に達し次第、受付を終了。)
参加費 1000円(年間パスポート会員、大学・高校生500円)
※税込。当日現金でお支払いください。

   ※イベントは状況により、変更・中止となる場合がございます。




■早春展 「中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―」

会期:2024年1月13日(土)
       ~4月14日(日)


永青文庫には、漢時代から清時代までの中国陶磁100点以上が所蔵されています。コレクションは、当館の設立者・細川護立(もりたつ)(1883〜1970)による蒐集品と大名細川家の伝来品からなり、所蔵品を通しておよそ2000年にわたる中国陶磁の歴史をたどることができるのが特徴です。このうち護立のコレクションは、日本において、鑑賞に主眼を置いた「鑑賞陶器」として中国陶磁の需要が高まるなか集められたものです。その価値をいち早く見出した護立は、「鑑賞陶器」蒐集の草分けの一人と位置付けられています。そして護立のようなコレクターばかりでなく、画家や工芸家たちもまた中国陶磁に魅せられ、自らの作品に取り込んでいきました。

本展では、主に護立の蒐集品より重要文化財3点を含む優品を展示し、唐三彩(とうさんさい)、白磁、青磁、青花(せいか)、五彩(ごさい)など、色をテーマに中国陶磁を紐解きます。あわせて、近代の洋画家・梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう)(1888~1986)や、河井寬次郎(かわいかんじろう)(1890〜1966)、宇野宗甕(うのそうよう)(1888〜1973)といった陶芸家が中国陶磁を研究、題材にした作品を紹介します。紀元前から近代まで、色とりどりの多彩なコレクションをご堪能ください。



■主な展示作品



 
 


重要文化財「三彩宝相華文三足盤」
唐時代(7~8世紀)

 


重要文化財「三彩花弁文盤」
唐時代(7~8世紀)





 
 


重要美術品「灰陶加彩馬」
北朝時代(6世紀)

 


重要文化財「白釉黒花牡丹文瓶」
北宋時代(11~12世紀)





 
 


重要美術品「琺瑯彩西洋人物図連瓶」
清時代 乾隆年間(1736~95)

 


「青花梅樹文観音尊」
清時代(17~18世紀)





 
 


梅原龍三郎「唐美人図」
昭和25年(1950)
【展示期間】1/13(土)~ 3/3(日)

 


重要美術品「加彩女子」
唐時代(7~8世紀)


※すべて永青文庫蔵

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●早春展 中国陶磁の色彩 ―2000 年のいろどり―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし2/12 は開館し、2/13 は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。




■記念講演会
「永青文庫の〈いろいろ〉な中国陶磁―蒐集の歴史的な特徴と作品の魅力」

 定員に達したため、受付を終了いたしました。
講 師

徳留 大輔 氏(出光美術館 学芸課長)

日 時

2024年3月16日(土)13時30分~15時

会 場

日本女子大学 新泉山館2階 201・202教室
(東京都文京区目白台1-19-10)
アクセスはこちら

定 員 60人(先着順。定員に達し次第、受付を終了。)
参加費 1000円(年間パスポート会員、大学・高校生500円)
※税込。当日現金でお支払いください。

   ※イベントは状況により、変更・中止となる場合がございます。



■初夏展 「殿さまのスケッチブック」

会期:2024年4月27日(土)
       ~6月23日(日)


「毛介綺煥(もうかいきかん)」「昆虫胥化図(こんちゅうしょかず)」など、永青文庫の博物図譜の全容を33年ぶりに展示します

日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720~85)です。重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。

永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。細川家の殿さまが見た「リアル」が写された「殿さまのスケッチブック」をご覧ください。



■主な展示作品



 


竹原玄路筆、谷口鶏口賛
「細川重賢像」
江戸時代(18世紀)

 


「毛介綺煥」(部分)
江戸時代(18世紀)前期展示





 


「昆虫胥化図」(部分)
江戸時代(18世紀)後期展示

 


「虫類生写」(部分)
江戸時代(18世紀)





 


「百卉侔状」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「艸木生うつし」(部分)
(奥書)宝暦11年(1761)後期展示





 


「群禽之図」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「群芳帖」(部分)
江戸時代(19世紀)



※すべて永青文庫蔵

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●初夏展 殿さまのスケッチブック
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし4/29・5/6は開館し、4/30・5/7は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■夏季展 「Come on!九曜紋(仮)」

会期:2024年7月27日(土)
     ~9月23日(月・振休)


細川家の家紋・九曜紋は、9つの星(日・月・火・水・木・金・土の七曜星と日月食や彗星〈すいせい〉に関係する羅睺星〈らごせい〉・計都星〈けいとせい〉)を表すといわれます。星の信仰に由来し、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。細川家では、2代忠興(ただおき)(1563~1645)が織田信長より九曜紋を拝領したと伝えられ、なかでも多用された9つの円が離れた紋は「細川九曜」とも呼ばれます。そして九曜紋は、武器武具から調度品、染織品、掛軸の表装にいたるまで、様々なところに表されました。

当館初となる家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へCome on !



■主な展示作品



 
 


「白羅紗九曜紋付陣羽織」
江戸時代(17~18世紀)

 


「九曜紋蒔絵貝桶・合貝」
江戸時代(19世紀)





 
 


「色絵九曜紋散香炉」
江戸時代(19世紀)

 


「桜唐草九曜紋螺鈿料紙箱」
江戸時代(18~19世紀)


※すべて永青文庫蔵

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●夏季展 Come on!九曜紋(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日
(ただし8/12・9/16・9/23は開館し、8/13・9/17は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■秋季展 熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念
「織田信長文書の世界(仮)」

会期:2024年10月5日(土)
       ~12月1日(日)


戦国乱世を駆け抜けた武将・織田信長(1534~82)。永青文庫には、細川家伝来の信長の手紙59通(重要文化財)が所蔵されていますが、これほど多くの手紙が一か所にまとまって伝わる例は他に類を見ません。15代将軍・足利義昭との対立から本能寺の変まで、激動の10年間を永青文庫の資料だけで追うことができ、唯一直筆とされる手紙をも含む点で、質量ともに突出したコレクションと言えます。

本展ではそれらを一挙に公開し、信長上洛と将軍没落、一向一揆との死闘、長篠合戦、荒木村重謀反、明智光秀による本能寺の変など、天下へ向けた信長の栄光と挫折のストーリーを、信長に仕えた細川藤孝(1534~1610)らの動向とともに丁寧に読み解きます。革新的、破天荒、残虐、超人といった現代の多くの人が抱く信長のイメージは真実なのか。永青文庫の歴史資料から真の信長像を明らかにします。



■主な展示作品



 


伝田代等有筆 「細川幽斎(藤孝)像」
江戸時代(17世紀)
 


重要文化財「織田信長自筆感状」 細川忠興宛
(天正5年〈1577〉)10月2日

 
   
 


重要文化財「明智光秀覚条々」 細川藤孝・忠興宛
(天正10年〈1582〉)6月9日

 



※すべて永青文庫蔵

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●秋季展 織田信長文書の世界(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし10/14・11/4は開館し、10/15・11/5は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■早春展 「永青文庫の日本陶磁コレクション(仮)」

会期:2025年1月11日(土)
       ~4月13日(日)


永青文庫では、様々な日本の陶磁作品を所蔵しています。八代焼(やつしろやき)(高田焼〈こうだやき〉、平山焼〈ひらやまやき〉)は、熊本県八代市高田(こうだ)発祥の陶器で、細川家2代・忠興(ただおき)が陶工・尊楷(そんかい)(上野喜蔵)を招いたことにより始められました。熊本藩の御用窯として幕府の使者への進物に重用され、素地に陶土を埋め込む象嵌技法で知られます。

大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寬次郎(かわいかんじろう)(1890~1966)は、初期には中国の古陶磁を模範とした作品で注目され、永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ)(1883~1970)の中国陶磁コレクションからも学びました。後に「民藝運動」の一員として活動し、大きく作風が変化しています。

八代焼や河井寬次郎の作品は約20年ぶりの紹介です。この機会にその多彩な魅力をご覧ください。



■主な展示作品



 
 


「象嵌牡丹文茶碗」
江戸時代(17世紀)

 


「白磁象嵌藤花文茶碗」
江戸時代(19世紀)


※すべて永青文庫蔵

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●早春展 永青文庫の日本陶磁コレクション(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし、1/13・2/24は開館し、1/14・2/25は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






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