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財団創立55年記念 特別公開 「永青文庫の国宝」
記念講演会が開催されました。

(2004.11.27)

去る10月24日(日)、永青文庫財団設立55年記念「永青文庫の国宝」展の関連事業として記念講演会が開催されました。

当日、会場には二百数十名のお客様にお越しいただきました。

講師は熊本県知事、内閣総理大臣を歴任した細川護煕さんです。

ご存じのように護煕さんは江戸時代より脈々と続く細川家の嫡男で、18代を数えることになります。現在は東京を離れ、政治とは無縁の生活を送っています。畑仕事をしながら焼物や書にいそしみ、著作にも筆を揮う、まさに文人として生活を楽しんでおられます。こうした生き方は文武両道を旨とした細川家の気風なのでしょうか。戦乱の世を駆け抜けながらも、和歌の古今伝授の相伝者であった初代幽斎、利休の高弟であった二代三斎らご先祖と相通ずるものを感じます。

今回の講演では、細川家初代から、おじい様の護立(もりたつ)、お父上の護貞(もりさだ)氏までのエピソードにご自身の活動も含め、「細川家の人々」と題してお話をしてもらいました。

●永青文庫の隣にある和敬塾センターホールにて ●講演中の細川護煕氏


最後に聴講のお客さんの一人から質問がありました。
細川家に使え、関ヶ原の合戦に参戦した武将の御子孫だそうです。
護煕さんから「それは、その節はご苦労様でした。」と労をねぎらう(?)言葉に、会場は大喜びで幕を閉じました。

●殿と家臣、十数代ぶりの再会!? ●細川護煕氏


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