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当館概要


平成16年度の展覧会

■過去の展覧会一覧


■ 春季展 財団創立55年記念特別展
「細川家伝来 茶道具名品展」
会期:3月16日(火)〜6月6日(日)
終了いたしました

■第1部 3月16日(火)〜4月25日(日)
■第2部 4月27日(火)〜6月6日(日)
(会期中は毎週月曜休館、但し5月3日(月・祝)開館、5月6日(木)振替休館)

戦国大名としてその名を知られる初代藩主・幽斎、二代・三斎父子は、今日の茶道文化の基礎を創った千利休と深い親交を結んでおり、利休を取り巻く人々のなかでも、特に重要な役割を果たした茶人でもありました。本展では、利休、幽斎、三斎をはじめ、細川家代々の藩主が愛用した名品や、自己の美意識により新たに創出した道具類を、第1部と第2部の2部構成により紹介します。


主な展示作品 (会期中、一部展示替を行います。)

全期間:
「珠光天目」 「南蛮芋頭水指」
第1部: 3月16日(火)〜4月25日(日)
「和歌色紙」細川三斎筆  「竹二重切花入」千利休作  「竹茶杓」小堀遠州作
第2部: 4月27日(火)〜6月6日(日)
「俊成卿定価卿両筆懐紙」「竹茶杓 銘ゆがみ」 「瓢花入 銘顔回」

「唐物茶入 利休尻ふくら」
展示期間:3月16日〜4月25日
「熊川茶碗 銘夏山」
展示期間:4月27日〜6月6日
「木葉天目茶碗」
展示期間:4月27日〜6月6日

● ギャラリートーク
4月3日(土)・4月17日(土)・5月8日(土)・5月22日(土)
午後2時より学芸員による解説を展示室にておこないます。




■ 平成16年度夏季展示
「扇・うちわ・手ぬぐい」
会期:6月22日(火)〜8月28日(土)
終了いたしました

※日・月曜日, 祝日(土曜日を除く)

暑い季節、扇やうちわで涼をとり、手ぬぐいで汗をぬぐう。昨今ではそんな姿も日常的ではなくなってきているものの、夏の風物であることにかわりありません。しかし、扇・うち わ・手ぬぐいは、そうした日用品としてのみ愛用されたのではなく、様々な用途や場面で使 われてきました。

扇はその形状の豊かさから、意匠として、あるいは絵や書を書くための画面“扇面”として鑑賞の対象ともなりました。一方で、能や舞踊に扇(舞扇)は欠くことのできない道具であり、武将は軍配(軍配団扇)や軍扇で戦の指揮を執りました。

細川家は武勇の誉れ高き家柄でありながら、同時に芸術文化面にも造詣が深く、能をはじめとした道具 類・書画類が数多く遺されています。また、16代細川護立は古美術品コレクターとしてだけでなく、日本画家や洋画家たちのパトロンとして知られています。護立が日本画家らに依頼した扇もさることながら、贈答品として洋画家たちに下絵を描かせた手ぬぐいはとてもユニークなものとなっています。この展覧会は様々な用途、デザインの扇・うちわ・手ぬぐい を見ていこうとするものです。


主な展示作品

「幽霊図扇」鏑木清方筆(明治〜昭和時代)
「游魚図扇」横山大観筆(大正時代)
「大根と鼠」(扇面) 斎藤秋圃筆・仙_賛(江戸時代後期)
「扇を持てる女」(素描)安井曾太郎筆(昭和4年)
「団扇蒔絵大鼓胴」(江戸時代前期)
「軍配団扇」細川綱利所用(江戸時代前期) 
「朝顔図団扇」堅山南風筆(昭和時代) 
「西王母図」奥文鳴筆(江戸時代後期)
「雁図手拭」横山大観下絵(昭和時代初期)

幽霊図扇
鏑木清方(1878〜1972)筆
西王母図(3幅対のうち)
奥文鳴(?〜1813)筆
雁図手拭
横山大観(1868〜1958)
 
 





■ 財団創立55年記念 特別公開 「永青文庫の国宝」 会期:9月14日(火)〜11月21日(日)
終了いたしました
※毎週月曜日
ただし9月20日(月・祝)・10月11日(月・祝)は開館、
9月21日(火)・10月12日(火)は休館



永青文庫は、昭和25年に16代細川護立によって財団法人として設立されて以来、肥後熊本54万石の細川家に伝来した歴史資料や美術品等の文化財を保存・管理・研究し、一般に公開してまいりました。
本年、当財団は創立55年目という記念すべき年を迎えました。これを記念して、永青文庫が所蔵する国宝・重要文化財を一堂に公開する「財団創立55年記念 特別公開 永青文庫の国宝」展を開催いたします。

本展は、当館が所蔵する国宝8件、重要文化財31件の中から厳選した作品に重要美術品を加えて構成され、これまで当館の展示室で公開されたことのない菱田春草筆「黒き猫」、「落葉」、小林古径筆「髪」(以上、3件とも重要文化財・熊本県立美術館寄託)をはじめ、来館者から観覧の要望が多く寄せられている「時雨螺鈿鞍」(国宝)や、“細川ミラー”の名で世界的に有名な「金銀錯狩猟文鏡」(国宝)なども出品いたします。

永青文庫所蔵の国宝・重要文化財などの名品を一度に鑑賞できる贅沢な展覧会をぜひお見逃しなく!



国宝「時雨螺鈿鞍」 重要文化財「黒き猫」 国宝「金銀錯狩猟文鏡」
展示期間
9月14日〜10月17日
展示期間
10月19日〜11月21日
展示期間
9月14日〜11月21日



主な展示作品 展示予定期間
「金銀錯狩猟文鏡」 中国・戦国時代(国宝) 全期間
「時雨螺鈿鞍」 鎌倉時代(国宝) 9月14日〜10月17日
「短刀 無銘正宗」 鎌倉時代(国宝) 全期間
「三彩宝相華文三足盤」 中国・唐時代(重要文化財) 全期間
黄庭堅「伏波神祠詩巻」 中国・北宋時代(重要文化財) 全期間
「織田信長自筆書状」 天正5年(1577)(重要文化財) 全期間
菱田春草「黒き猫」 明治43年(1910)(重要文化財) 10月19日〜11月21日
菱田春草「落葉」 明治42年(1909)(重要文化財) 右隻9月14日〜10月17日
左隻10月19日〜11月21日
小林古径「髪」 昭和6年(1931)(重要文化財) 9月14日〜10月17日


● 記念講演会 
演 題/「細川家の人々」(仮題)
講 師/細川 護熙(ほそかわ・もりひろ)
日 時/10月24日(日)13:30〜
会 場/和敬塾センターホール内大講堂(永青文庫の隣り)
聴講料/500円
定 員/当日先着300名
お問合せ/永青文庫 03-3941-0850

● ギャラリートーク
10月2日(土)・16日(土)・30日(土)・11月13日(土)
午後2時より当館学芸員による解説を展示室にておこないます。




■ 平成16年度冬季展 『中国の石仏』 会期:12月7日(火)〜平成17年3月5日(土)
終了いたしました

細川家16代護立(もりたつ)(1883〜1970)は、大正から昭和初期というまさに中国鑑賞美術の新たな価値体系が形成されていく時期に、その鋭い鑑識眼をもって中国美術の優品を積極的に蒐集していったことはつとに有名です。本展ではそのコレクションから仏像彫刻を20年振りに一堂に公開いたします。

西安近郊で作られた中国南北朝時代から隋・唐時代にいたる石仏には、国の重要文化財に指定されている作品も2点含まれ、その質の高さが知られています。

ゲストキュレーターに、筑波大学助教授・八木春生氏、大阪市立美術館・斎藤龍一氏を招き、その魅力を紹介いたします。展示点数約30点。展示替えはありません。


道教三尊像
(どうきょうさんぞんぞう)

如来坐像
(にょらいざぞう)

菩薩半跏像
(ぼさつはんかぞう)



主な展示作品
如来坐像 唐時代・8世紀 (重要文化財)
菩薩半跏像 北魏時代・6世紀 (重要文化財)
道教三尊像 北魏時代・6世紀
菩薩立像 北周〜隋時代・6世紀
三尊仏坐像 建徳元年(572)銘 北周時代・6世紀
金銅如来坐像 元嘉十四年(437)銘 宋(劉宋)時代・5世紀 (重要文化財)



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