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当館概要


平成25年度の展覧会

過去の展覧会

※休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)、展示替期間、年末年始


春季展示 「細川三斎の茶」 前期:3月30日(土)〜5月6日(月・祝)
後期:5月8日(水)〜6月23日(日)
終了いたしました

永禄6年(1563)に京都で生まれた細川三斎は、若い頃から千利休に師事し、利休七哲のひとりに数えられています。天正19年(1591)、豊臣秀吉の勘気に触れ堺へ蟄居の身となった利休を、古田織部と淀の船着場で見送った話は有名です。茶入、茶杓、花入など利休遺品の多くが細川家に伝わっています。三斎は孫光尚に茶書『数寄聞書』を贈り、利休の娘婿宗圓の娘婿、古市宗庵を熊本に迎え肥後古流の祖とするなど、正保2年(1645)に熊本で亡くなるまで茶の湯の心得を後世に伝えることに尽力しました。生誕450周年を記念し、ゆかりの茶道具を前期後期合わせて約70点展示し、茶人三斎をご紹介します。



 

 
 
細川三斎像
 
茶杓 銘ゆがみ 千利休作
 
竹二重切花入 細川三斎作
         
 
 
雲龍筒釜
 
唐物茶入 利休尻ふくら
 
灰被天目 珠光天目






●主な展示作品
細川三斎像 乾英宗単筆 寛文10年(1670)
筒釜 大西浄清作 江戸時代(17世紀)
雲龍筒釜  桃山時代(16世紀)
伊達政宗書状 細川三斎宛  伊達政宗筆 江戸時代初期
前期展示
法語 機関  澤庵宗彭筆 江戸時代初期(17世紀)
前期展示
茶杓 銘ゆがみ  千利休作 桃山時代(16世紀)
前期展示

茶杓 銘けつりそこなひ 

細川三斎作 桃山時代〜江戸時代(16〜17世紀)
後期展示
竹二重切花入  千利休作 桃山時代(16世紀)
前期展示
竹二重切花入  細川三斎 作 桃山時代〜江戸時代(16〜17世紀)
唐物茶入 利休尻ふくら  中国・南宋時代(13世紀)
黒楽茶碗 銘おとごぜ  長次郎作 桃山時代(16世紀)
七仏通戒偈  一休宗純筆 室町時代(15世紀)
前期展示
灰被天目珠光天目  中国・南宋〜元時代(13〜14世紀)
南蛮芋頭水指  中国・明時代(16世紀)
唐物茶壺 銘頼政  中国・南宋〜元時代(13〜14世紀)
信楽茶壺 銘頼政  室町時代(16世紀)
柄杓  千利休作 桃山時代(16世紀)



●学芸員によるギャラリートーク

毎月第2土曜日/平成25年度4月13日、5月11日、6月8日




●春季展 「細川三斎の茶
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩3分

・平成25年度春季展示「細川三斎の茶」出品リスト
・平成25年度春季コレクション展示出品リスト





夏季展示

「大名細川家への贈り物
―信長、沢庵、大観から―」
前期:7月5日(金)〜8月18日(日)
後期:8月20日(火)〜9月29日(日)
終了いたしました

地域や時代を問わず、人から人へと贈り物が行われてきました。贈り物には様々な形態があり、折々の気持ちが込められており、社会的な意義があります。熊本藩54万石の大名であった細川家も贈り物をするとともに、様々な贈り物を贈られてきました。例えば織田信長から2代忠興が拝領した細川家の家紋となった九曜紋、禅僧・沢庵宗彭が3代忠利に贈った号「台雲」、近代では16代護立がパトロンとして接した下村観山ら近代の芸術家たちの作品など。特に新年の挨拶を兼ねて20数年に渡って贈られた横山大観の勅題画の内10点がまとまって展示されるのは、8年ぶりとなります。三島由紀夫から18代護熙に贈られた書簡なども注目に値するかも知れません。近世と近代、細川家をとりまく時代状況の下で歴代当主たちに贈られた「贈り物」をご紹介いたします。



 

 
 
横山大観 勅題画「山色新」
 
横山大観 勅題画「神苑朝」
 
横山大観 勅題画「朝晴雪」
         
 
下村観山 撫子図扇面
 
高松宮宣仁親王作 マンゴスチン香合
     
三島由紀夫書簡
重要文化財(平成25年新指定) 徳川家康書状
沢庵宗彭 書 号「台雲」






●主な展示作品
自詠和歌懐紙 細川藤孝 天正8年(1580) (前期展示)
夢想和歌 細川幽斎 慶長元年(1596) (後期展示)
重要文化財(平成25年新指定)
徳川家康書状(三成生捕の事)
慶長5年(1600) (前期展示)
書 号「台雲」 沢庵宗彭 寛永18年(1641) (通期展示)
桐九曜紋蒔絵硯箱 江戸時代後期(19世紀) (前期展示)
富岡鉄斎古希墨 明治39年(1906) (後期展示)
勅題画(「朝晴雪」「山色新」「神苑朝」など)10点 横山大観 (前期後期で展示替えあり)
撫子図扇面 下村観山 大正・昭和時代 (前期展示)
幽霊図扇面 鏑木清方 大正8年(1919)頃 (後期展示)
三島由紀夫書簡 昭和44年(1969) (通期展示)
マンゴスチン香合 高松宮宣仁親王作 昭和15年(1940) (通期展示)




●夏季展 「大名細川家への贈り物 ―信長、沢庵、大観から―」
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩3分





秋季展示 「古代中国の名宝
―細川護立と東洋学」
会期:10月5日(土)〜12月8日(日)
終了いたしました

永青文庫の設立者である細川護立(1883〜1970)は、少年時代から中国の文化や文物への憧れを持っており、長じては大正14年(1925)に始まる楽浪遺跡の発掘支援を行っています。護立は美術品のコレクターでもあり、楽浪遺跡の発掘が一つの契機となって、国宝「金彩鳥獣雲文銅盤」など古代中国の遺品を蒐集するようになりますが、蒐集にあたっては交流のあった学者たちから助言が行われる一方で、学者たちの学術的な探究心によって護立のコレクションは紹介されていきました。今展では、細川護立とそのブレインともなった東洋学の学者たちとの交流に光をあてながら、国宝「金銀錯狩猟文鏡」、重要文化財「銀人立像」、重要美術品「金銀錯鳥獣文管金具」、重要美術品「金象嵌越王銅矛」など古代中国の名品をご覧いただきます。尚、「東洋学の歩いた道」として、東洋学をテーマに、学習院大学史料館および東洋文庫ミュージアムと永青文庫で三館連携展示を行って、東洋学の歩みを提示する試みの一つになります。あわせて学習院大学史料館と東洋文庫ミュージアムの展示をご覧くだされば幸いです。


 

 
金銀錯狩猟文鏡
 
金彩鳥獣雲文銅盤
     
 
銀人立像
 
加彩舞伎俑
     
 
三彩宝相華文三足盤
 
金銀玻璃象嵌大壺
     
 
 
金象嵌越王銅矛
 
透獣文鞘付銅剣
 
金銀錯鳥獣文管金具






●主な展示作品
国宝 金彩鳥獣雲文銅盤 中国・前漢〜新時代(前3〜後1世紀)
国宝 金銀錯狩猟文鏡 中国・戦国時代(前4〜前3世紀)
重要文化財 銀人立像 中国・戦国時代(前5〜前3世紀)
重要文化財 金銀玻璃象嵌大壺 中国・戦国時代(前5〜前3世紀)
重要文化財 三彩宝相華文三足盤 中国・唐時代(7〜8世紀)
重要美術品 金銀錯鳥獣文管金具 中国・前漢時代(前2〜前1世紀)
重要美術品 金象嵌越王銅矛 中国・戦国時代(前5〜前4世紀)
重要美術品 透獣文鞘付銅剣 中国・春秋時代(前6〜前5世紀)
重要美術品 加彩舞伎俑 中国・唐時代(8世紀)




●記念シンポジウム(学習院大学・永青文庫・東洋文庫共催)

日時:10月19日(土)14時〜17時
会場:学習院創立百周年記念会館
※シンポジウムの内容等の詳細は、学習院大学史料館(03-3986-0221)に直接お問合せください。


●学芸員によるギャラリートーク

10月12日(土)14時から・11月9日(土)14時から





●秋季展 「古代中国の名宝 ―細川護立と東洋学」
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)は開館
10月15日(火)、11月5日(火)は休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩3分

・平成25年度秋季展示「古代中国の名宝 ―細川護立と東洋学」


冬季展示 「忠臣蔵と細川家」 前期:平成25年12月14日(土)〜平成26年2月2日(日)
後期:平成26年2月4日(火)〜3月23日(日)
終了いたしました

元禄15年(1702)12月14日に旧赤穂藩士46名が吉良上野介を襲い、主君浅野内匠頭の仇を討った事件は『忠臣蔵』としてよく知られています。討ち入り後、義士たちは沙汰が下るまでの間、肥後熊本藩細川家・長門府中(長府)藩毛利家・三河岡崎藩水野家・伊予松山藩松平家の四大名家にお預けとなりました。その一家の細川家は大石内蔵助以下17名の身柄を細川家の白金下屋敷(現東京都港区高輪)に預かりますが、その時の当主・五代細川綱利は義士たちの忠義を深く賞賛し、厚遇を持って接したのでした。

この展覧会では、大石内蔵助自筆書状や細川家で世話役を勤めた堀内伝右衛門の「赤城義臣対話」などを展示し、討ち入りから切腹までの義士の様子や細川家のもてなしなど討ち入り後の顛末を中心に忠臣蔵の実話にせまります。


 

義士切腹之図
     
 
大石内蔵助書状  千馬三郎兵衛宛
 
唐物茶入 浅野尻膨






●主な展示作品
浅野内匠頭書状 細川綱利宛 江戸時代中期(17世紀)
大石内蔵助書状 千馬三郎兵衛宛 (元禄14年/1701)5月3日付
「赤城義臣対話」  安永7年(1778)写
義士書翰写  江戸時代中期(17世紀)
「松山侯赤穂記聞書」  安永7年(1778)写
義士切腹之図  赤星閑意筆 明治15年

唐物茶入 浅野尻膨 

中国・南宋時代(13世紀)
細川綱利所用甲冑  江戸時代中期(17世紀)



●学芸員によるギャラリートーク

平成26年1月11日(土)
2月8日(土)、2月11日(火・祝)、2月22日(土)
3月4日(火)、3月8日(土)、3月14日(金)、3月21日(金・祝)
いずれも14時より、展示室で行います。




●冬季展 「忠臣蔵と細川家
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日

毎週月曜および年末年始
(平成25年12月29日〜平成26年1月3日)
ただし、12月23日(月・祝)および1月13日(月・祝)は開館
翌日の12月24日(火)および1月14日(火)休館

交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩3分






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